事業への取り組み

情報を地図と組み合わせる事で人に分かりやすく表現し、状況分析や情報収集に役立てるしくみの事を地理情報システム(Geographic Information System 略してGIS)といいます。
もっとも身近な例としては、テレビの天気予報番組で見かける天気図です。天気図では、気象衛星や観測所から得られる膨大な量の情報を、気圧配置や風向情報といった形で日本地図の上に重ねて表示することで、人が見て把握しやすい形に表現しています。これ以外にも、軍事目的やカーナビゲーション、商圏分析、設備管理、地方自治体による地域情報の管理など、GISは広い分野で利用されています。

弊社では、独自に開発したGIS製品(ギョロビュー)を保有しております。世の中に流通している多くの高性能で多機能なGIS製品とは異なり、弊社のGIS製品は「最小の機能構成」です。

弊社では、このギョロビューをベースに、お客様のご要望に合わせて情報や設備を地図上で管理・分析するシステムの開発を行っております。具体的な導入実績については、製品紹介のページをご覧いただければと思います。
こういった業務用システムを開発するにあたり、弊社が心掛けているのは「如何に使いやすく、お客様の業務に根付いて末長くご愛用いただけるものを提供できるか?」です。

ギョロビューについて

ギョロビューの特徴は下記になります。

1.ユーザ参加型の開発を目指しています

ギョロビューには、お客様のご要望に合わせて本当に必要な機能だけを追加していきます。
皆様は、ご利用になるソフトウェアの画面上のボタンやメニューの数が多く、使う前からなんとなく気分が萎えてしまうといった経験はないでしょうか?ギョロビューはできるだけ少ない操作でやりたい事を直感的にできるような工夫を続けています。

2.改善要望に対する応答性の高さ

小さいながらも新しく会社を設立した大きな理由の1つは「お客様への迅速な対応を実現する」ためです。
お客様からのお問い合わせには、当日中か遅くとも翌日には対応させていただいております。

3.無理のない緩やかな開発活動

弊社では、簡単な仕様書で最低限の要件のみを確認させていただき、最初に試作品をご提供しております。
実際に動くものを触っていただき、お客様のイメージ通りか十分にご確認いただいた上で製作フェーズに入ります。
これにより、
「納品物がお客様の完成像と全然違う」
「納品された物の使い方が全然分からない」
といった混乱は起こりません(少なくとも現在までの案件では起きておりません)。
お客様にとっても「納期ギリギリまで、どんなものが出来てくるのか分からない」よりは、段階的に動く物を確認できる方がご安心いただけると思います。
この方式を採用することで、「開発の最初から完璧な仕様を提示する」必要がなくなりますので、お互いに気持ちの上でも余裕のある開発活動ができます。
このゆとりが「より良いものを作る」という発想につながると考えています。

その他の事業について

弊社がお役に立てるのはGIS関連のシステム開発案件だけではありません。
GIS関連以外にも下記のような事でお困りであれば弊社にお声掛けください。

日常業務改善のためのお助けツール開発

今の業務を効率アップするために簡単なツールが欲しいんだけれど、市販されているツールには丁度良いものが見当たらないし、自分ではどうやって作っていいのか分からない。

最初に、お客様が希望されている機能を備えたツールを開発したとして、どれくらいのコスト効果があるかを試算するお手伝いをいたします。次に、弊社でそのツールを開発するとした場合、どれくらいの費用になるかを見積りさせていただきます。結果として、十分な費用対効果が期待できると分かった上で具体的な開発についての話をさせていただきます。

既存の業務システムのリプレース

今、業務で使っているソフトがあるのだけれど、実行環境も古くて遅いし使い勝手もあまり良くない。同じようなシステムを作り直したいのだけれど、段取りが分からない。

前項と同じく、既存システムをリプレースすることによるコスト効果を試算するお手伝いをいたします。
次に、弊社でそのシステムを再開発するとした場合、どれくらいの費用になるかを見積りさせていただきます。
結果として、十分な費用対効果が期待できると分かった上で具体的な開発についての話をさせていただきます。

研究開発プロジェクト

実施したい研究開発テーマがあるのだけれど、どのような段取りで進めてよいのか分からない。その分野の経験者もいないので、期待されている成果が得られるか心配。業者を選定するにしても、どのような基準で選んで良いのか分からない。

最初に、研究開発におけるゴール(最終的にどうなっていれば、この研究開発は成功と言えるのか?)を明確にするお手伝いをいたします。
次に、その研究開発を実践するための要素分析を行い、大きなテーマを扱いやすい小さなテーマの集合に分解していきます。分解したそれぞれの小テーマについて、実施計画を立て、適切な発注先を選定していきます。

進行中のプロジェクト

今、進行中の開発プロジェクトがあるのだけれど、進捗が遅れぎみでうまく進んでいない。事態を打開するために何か手を打ちたいのだけれど、具体的にどのような対策を打っていけば良いのか分からず、時間ばかりが過ぎて行ってしまう。

最初に、プロジェクトの状態についてヒヤリングさせていただき、進捗を遅らせている問題点を特定するお手伝いをいたします。次に、そのプロジェクトに対して効果が期待できる改善案を検討し、ご提案いたします。