
スマホを使って、線量値を簡単に確認・記録することを目指して生まれた線量計です。ギョロモバイルADと接続して、線量値を地図上にマッピングすることができます。

ドローンと組み合わせた「ヘリガイガー」を作りました。こちらもご覧ください。
ヘリガイガーページへ2015.04.10 ギョロガイガーⅡの販売を開始しました。
2013.06.09 ヘリガイガーのページを公開しました。
2012.12.08 動画マニュアルを公開しました。
2012.11.16 アマゾンでの販売を始めました。
コンセプト
ギョロガイガーⅡ
ギョロガイガーはご好評をいただき2015年1月をもって完売いたしました。
ありがとうございました。
ギョロガイガーの後継機であるギョロガイガーⅡでは、Bluetooth3を搭載し、iOS(iPhone)でもご利用いただけるようになりました。
市販されている線量計の現状
市販されている線量計(ガイガーカウンター)は、計測器と表示部が一体になっているものが多く、表示された計測値をメモしたりしないと記録として残せません。
これら計測した値を1つ1つメモするのは意外と面倒ですし、せっかく計測した線量値も、測定した場所や時刻が分からないと、後から記録として残す際にきちんと分析できる情報になりません。
一方、線量値・場所・時刻を合わせて記録できるものは専用機になってしまい比較的高価です。
線量値を簡単記録、メモをとる必要なし!
最近普及が進んでいるスマートフォンには、場所と時刻を計測できる機能を装備しているものが多いため「スマートフォンを使って、線量値を簡単に確認・記録できないだろうか?」という発想から生まれた線量計(ガイガーカウンター)です。
お手元のスマートフォンでOK!
お手元のスマートフォンに専用アプリをインストールいただき、弊社「ギョロガイガーⅡ」と接続するだけで空間線量を場所・時刻と合わせて計測・記録できるようになります。
無線接続だから持運びが簡単で、自動車での測定調査にも便利です


使用するまでの手順
特徴
- 線量計「ガイガーFUKUSHIMA」にBluetoothチップを搭載し、スマホと無線で接続できるようにしました。
内蔵されているBluetoothチップは国内電波法の認可を取得済みです。 - 線量計としての性能は「ガイガーFUKUSHIMA」と同等です。
- 線量値、座標、時刻を表示するための専用アプリが付属します。
- 測定したログ(.txt)を「確認用サイト」にアップロードすると地図上で軌跡を確認できます。
(確認用サイトは無償でご利用できます。)
※測定ログサンプルはリンクを右クリックし、[対象をファイルに保存(A)]を選択してご利用ください。
活用例
- スマホに接続して線量値を計測・表示することができます。
- 弊社製品 GyoroMobileADと接続して、線量値を地図上にマッピングすることができます。
スペック
項目 | 仕様 |
---|---|
検出器 | ガイガーミューラ計数管 STS-5 |
測定線種 | β線、γ線 |
測定レンジ | 0.04μSv/h~443μSv/h (自己バックグラウンド 0.04μSv/h) |
測定時間 | 0.1μSv/h程度の環境下において1分程度 1μSv/h程度の環境下において数秒 |
測定方法 | 16カウント測定、移動平均 |
外部IF | Bluetooth Ver4.0 Bluetooth SIG認証、国内電波法取得済み |
電源 | 単4型乾電池1本 |
連続使用時間 | 約150時間 |
サイズ | 136mm x 32mm x 25mm |
重量 | 約60g(電池込) |
- 試作協力・アプリ開発:Open Geiger Project( http://opengeiger.com )
- 設計・製造:株式会社三和製作所( http://www.3wa-corp.jp )
ご利用について
ギョロガイガーⅡをご利用頂く為、以下のファイルをご確認ください。
ファイルには以下の内容について記載しております。
- ギョロガイガーⅡ導入の意義
- 公式な計測器としての取り扱い
対応機種
下記の機種での動作を確認済みです。
対応を希望される機種があれば、ご連絡ください。


付属アプリの機能
機能 | 仕様 |
---|---|
動作環境 | Android4.3以上 / iOS8.0以上 |
表示機能 | μSv/h~mSv/h (校正定数: 150CPM/uSv/h, Cs-137にて補正して表示) |
位置表示機能 | 内蔵GPSより位置情報を取得して表示 |
グラフ表示機能 | 1日分の計測結果をグラフ表示 |
アラーム機能 | 指定した値以上の線量を検出した時にバイブレーション |
カメラ撮影機能 | 時刻、位置、線量値が映り込んだカメラ撮影が可能 |
出力形式 | テキスト(CSV)形式 |